忙しくなったせいでしょうかね、
マルチタスクと言えば格好いいんでしょうが、
一つのことをしながら別のことを同時にする、
ということが増えました。
その一つが、「編みながらストレッチ」。
編み物とストレッチって、
実は共通点があるというか、
相性が良いというか、
どっちも同じ態勢をキープする必要があります。
むか~しの昭和の時代のストレッチは、
勢いをつけて力で押す、というものだったと思いますが
(そんなことを知っている人も少ないか…)、
イマドキのストレッチは、
時間をかけて少しずつ圧をかけていく…というのが
主流なのではないかと思います。
バレエの先生とかは、
「テレビを観ながら、こういうポーズしてね~」とか
おっしゃいますが、
のんびりテレビを観ている時間なんかないっつーの。
それで、床に座って開脚して前傾しながら、編む。
その態勢に疲れてきたら、
右足側に前傾して、とか、
次は反対側にして、とかして、編む。
どっちもはかどります。
で、長年通っている鍼灸院で、
待ち時間に、床に座って開脚して編んでいたら、
先生がそれを「ストレッチ編み」と名付けてくれました。
曰く「編地が伸びるんじゃなくて、編んでいる人が伸びる」。
この年末年始ももれなく編み続けていたのですが、
今回は、開脚ではなく、
ヨガの「鳩のポーズ」の足(と腰のひねり)で
ストレッチしてみました。
これもなかなか気持ちいい。
あと、これはソースを確認したわけではないのですが、
編み物学校のクラスメイトから聞いた話では、
外国のおばあちゃんが
ロッキングチェアで編み物をしている、
というあれ、
揺れが気持ちいいからではなくて、
足で揺らすことで足の運動になるからそうしているのだ、
ということでした。
本当かどうか今私はわかりませんが、
確かに座りっぱなしでずっと編み物していたら、
エコノミークラス症候群とかなりそう。
ともかくも、健康と作業の両立を図って、
楽しく編んでいきたいものです。