編み物ブログなのに、
全然編み物の記事書いてなくてすみません。
編み物やるメリットってすごくたくさんあるので、
もっと編み物やる人増えたらいいなぁと長いこと思っているんですが、
あんまり増えてる実感なくて、
何がネックなんだろうなぁとずっと考えていました。
まぁもちろん、まったくやったことない人は
誰かに習わなければならないというのが
最大のネックではあるんですが。
過去に教えた友達含め、
「これがあると難しいなぁ」といつも思うのが、
「素敵なもの作って人にすごいと言われたい」というやつ。
いや、単純に素人がすごいもの作るのって
すごく大変なので。
ほぼ無理。
ほんと無理。
難しいもの作ろうとして、ちょっとでも失敗すると
「これじゃあ人に褒められない」という形で
心が折れてやめてしまう、とか。
がんばりすぎて燃え尽き起こして
一つ作ったきりやめてしまう、とか。
そもそも論で
ゴール設定が間違ってるんだよなぁ。
というわけで、
ゴールポストをずらしてみた。
まず編み物やるメリットを自分のためだけのものにする。
(まぁ「他人に褒めれれたい」というのも自分のためなんだけど笑)
私が世間でず~っと気になってることの一つが、
「スマホ見るしかやることがない」というやつ。
電車の中、カフェの中。仕事の休憩時間。
いや、ほんとに楽しかったり、必要だったりすればいいんですけど、
大概の人は、「つまんね~」って雰囲気丸出しでスマホ凝視してるので。
好きな電子書籍読んでたり映画見てたり、
仕事忙しすぎて電車乗ってる時間しかメールチェックできない(そういう上司いた)とか、
そういう方は全然いいんですけど。
つまんねーことをつまんねーと思いながらやるのって
人生の最大のロスじゃないですか?
生活費稼ぐ仕事のことじゃなくて、
自分の自由時間がつまんねーことをつまんねーと思いながらやることしかないって、
考えてみたら嫌じゃない?
そういう時間、編み物できたら、
今日一日では何もできなくても、そのうち服が一着できたりする(笑)。
スマホ眺めるのと違って、
好きな音楽でも聴きながら編み物やっていると、
「他者の考え」が入ってこないので、楽ですよ。
ネット記事にしろ動画にしろ、通販サイトにしろ、
他人の考えをひたすら受け入れ続けるのってすごくしんどい。
本当はもう聞きたくない。もう見たくない。だから「つまらない」。
編み物やる人は「無になれる」って言ったりします。
ひたすら同じ手の動かし方をして
何も考えない。
そういう時間。
結構疲れてるんですよ、脳みそが。
好きな音楽で耳ふさいで、
編み物で周りの事から目をそらしてると、
満員電車でも自分は静かでいられます。
電車がトラブルで止まっても、状況落ち着くまで待つか、と座っていられる。
混んでる特急や特快じゃなくて、鈍行で座っていくか、とか。
日々の荷物は増えますけどね(笑)
編み物グッズと音源と、水筒と飴。長時間に耐えるための(笑)
あと、作るものをアウターじゃなくてインナーにする。
初心者がアウターは難しいです。
人に見られるので。
どんなにがんばって作ったって、
人から見て「ださっ」と思われるレベルの仕上がりだと、
着る気が失せるでしょ。
で、「あんなにがんばったのに」と徒労感に負けて編み物やらなくなる。
インナーだったら、失敗しても誰にもバレないので。
技術もアウターより下げられます。
いやもちろん、絢爛豪華なインナーを作ってお召しになるのも
最高に粋ですけども。
今はそういう話じゃなくて(笑)
私のおすすめは、
輪編みで毛糸のスパッツとインナーセーターを作ること。
スパッツとインナーセーターっていうと若干おしゃれ感ありますが、
一昔前の言葉でいうと
ズボン下とババシャツですかねぇ。
ズボン下はさらにその昔は股引(ももひき)とか言いましたかねぇ。
昭和の人しか知らないかもしれませんが。
まぁ今の人がヒートテッ〇インナーとしてお店で買っているものを、
自分で作っちゃえ!という感じです。
私自身はもう何年も、
ユニクロとか無印の薄手のタートルネックセーターを
インナーとして着ています。
ブラの上に直接タートルネックセーター着て、
その上にセーターやパーカー着たりします。
私は昔から自律神経が弱くて、
変なタイミングで大量の汗をかいたりしていました。
まぁ更年期障害で言われる症状が、
若い時からずっと続いていました。
そして極度の冷え症でもあったので、
大量の汗をかいた下着をそのまま着ていると
体が冷えて本当につらい。
でもそれが、綿や化繊ではなくて、
ウールだとそれほど冷えないということに気が付きました。
これは昔から、
雪山で遭難した時に「毛の下着を着ていた人は助かるが
綿の下着を着ていた人は助からない」と言われているやつです。
シルク含む獣毛は、濡れても体温を保ちます。
あと、獣毛は体の毒素を排泄すると言う人もいます。
まぁ動物の毛なので、生き物が生きていくために
体の中にあったら害のあるものは、
体の外に出してしまった方が生き残る確率高まるので、
そういう風に進化したとも思える。
なんで、「冷え取り」なんかでは
絹の靴下を肌につけて、その上に綿の靴下を重ねて…とか
そういう考え方が生まれてきたわけです。
現代の西洋医学でどう評価・検証されているかはわかりませんが。
(なので医療行為としてではなく、日々の養生として使っていただきたいですが)
まだ編み物やったことない人は、
試しにユニクロや無印のウールのタートルネックセーターを、
ブラの上に直接着て、一日過ごしてみてください。
「うぇっ、良くない?」とびっくりすると思います。
特にちょっと動いて汗をかいた後なんかは、
綿や化繊の下着を着ている場合と全然違います。
私は、毎冬白と黒のタートルネックセーター3枚ずつ買ってました。
新しいのを外出する時に着て、
去年のを家で過ごす時に着る。パジャマとしても。
ということやってたんですが、
昨年夏にちょっと予算オーバーすることやらかしちゃって、
今年はきっつ~。
私のやらかしだけじゃなくて、
自民党のせいで物価上がりまくって生活きっつ~。
(物価上昇、税金高い、給料上がらないとかは、
ちゃんと都度都度「自民党のせいで」と枕詞を置いて
不満を言いましょう。
誰の責任であるかを明確にする必要があります)
で、家で着る分、自分で作るか、と。
私のおすすめのレシピは、
『冷えとりあったかアイテム 毛糸のパンツ』(朝日新聞出版 2020年)に
掲載されている毛糸パンツ「C」のアレンジ。
このレシピ本、本当に素晴らしくて、
いろいろな毛糸のパンツと靴下の編み方が載っています。
女性が自分で自分を愛していたわるために、
ぜひ一冊持って、自分のためのものを作っていただきたいなぁと思う、
私の鉄板おすすめ本(笑)
本当にいろいろなデザインややり方が掲載されているので、
技術やお好みに合わせていろいろチャレンジしていただきたいと思いますが、
今回の私のおすすめは、
輪編みでグルグル編む一番簡単なデザイン。
実は編み物やる上での障壁の一つが、
「編んだだけじゃ着ることができない」というもの。
どういうこと?
今、日本で普及している編み物のレシピって、
棒針2本で平面を編んで、
その後、裁縫で洋服作るときのように
縫い合わせるタイプのものが主流です
(編み物の場合は「とじ・はぎ」と言って技法もちょっと違いますが)。
編むだけでも大変。
編みあがった~!!!と思ってもまだ「とじ・はぎ」が待っている。
「とじ」「はぎ」という違う技法を教えてもらわないといけない。
初心者、心折れるでしょ。
編み物学校の先生も、課題提出あおる時に、
「編みあがって何割仕上がったと思いますか?
6割行ってないと思ってください」ぐらいに言ってました。
編み物学校のクラスメイトにも、
「編む作業が好き」と言って、
編むだけ編んでやめちゃって、
形になってないセーターいっぱいあるっていう人いました。
気持ちはわかる。
気持ちはわかるが、着れないと意味ない。
(ま、その人は「編むこと」だけを楽しんで満足したんだろうけど)
なので、
「できるだけめんどーを省きましょー」という発想で、
輪編み、おすすめ。
筒形に編めるので、すでに服に近い。
スパッツなら、
おしり部分を筒形に編んだ後、
二つに分けて足部分をそれぞれ筒に編む。
セーターなら、
胴体を筒に編んだら、肩をとじて、
袖2本を筒に編んで、首をタートルネックに筒に編む。
どうすか?
棒針2本で平面編んではぎ合わせるより、
楽じゃない?
で、あと棒針2本で平面を編むのって、
表面を編むときの「表編み」と、
ひっくり返して裏側を編むときの「裏編み」の、
二つの編み方をするのですが、
その裏編みが実はちょっとめんどくさいのよね。
表編みだけガーっと編んだ方が作業は全然早い。
編み物って本来は輪編みで表編みだけをするものだったと
聞いたことがあります(読んだかもしれない)。
じゃあなんで2本針で平面を編むのが主流なのかというと、
体に合わせてより立体的にするための調整や、
デザイン性を高くするため。
でもそれ、どっちみち初心者にむずかしいでしょ。
あと、昔は輪編みって4本針使ってやっていたので、
2本針の方が何かと利便性が高かったんじゃないかなと思ったりします。
ただ!今!日本には救世主がいるんですよ!!!
(諸外国の事情はわかりません)
このブログのむか~しの記事でもおすすめしたことのある、
チューリップ㈱の切り替え式輪針キャリーC
という救世主が!!!
マジ神なんで。
ほんとに神なんで。
拝んでください。
輪針は、4本針と違って、
針の持ち替え気にすることなく、
ずーっと永遠にグルグルグルグル編み続けられる優れもの。
このチューリップ㈱のキャリーCは、
コードと針を付け替えられるので、
針の号数、コードの長さ、自由に変えられるんですね。
これ、ほんと神なんで。
輪編みだけじゃなくて、2本棒針の代わりにも使えるので、
これから編み物始める方には、
キャリーCだけ買うように言います、私は。
で、それにプラスして、
近畿編針㈱のSeeknitシリーズの靴下輪針。
商品名としては「非対称輪針23㎝」かな。
スパッツの足部分とか、セーターの袖部分は、
キャリーCのコードだと長すぎ。
「非対称」って何?っていうと、
靴下針、ちっちゃいんで、利き手側が1㎝長くて編みやすくなってます。
(ま、私持っているの非対称じゃない昔のやつなんですけど(笑))
この近畿編針㈱の針先、本当に良くって、
私大好きな型です。
で、近畿編針㈱さんも切り替え式輪針出してるんですけど、
切り替え部分が故障しやすいのね。
(それは他の編み仲間も言っていた。今は改善してるかもしれませんが)
なので、メインの輪針としては、
チューリップ㈱のキャリーCがおすすめ。
で、足や袖、靴下を編む小さい輪針は近畿編針㈱のSeeknitがおすすめ。
で、さらに靴下や帽子を編む場合には、
最後に絞る作業が必要になるので、
絞るための4本ないしは5本の短針が必要になります
(輪針では絞る作業ができません)。
まぁとりあえず、帽子も靴下も編まん!という人は、
輪針だけご用意ください。
で、いつものことながら、
まただいぶ長くなっちゃったので、
いったん記事を切ります。
次回で具体的なやり方とか、裏技とか、
おすすめの材料とか、
書いていきたいと思います。
