2020年2月10日月曜日

プロの技

これ、現在編んでいる
編み物学校の課題なのですが、
今回初めて、
先生に教えていただいた
プロの技をやってみました。


はい、
右袖と左袖を一本の針でいっぺんに編む、
です。

ちなみにこれ、両袖だけでなく、
前身頃と後ろ身頃でも可能です。

袖にしろ身頃にしろ、途中までは、
同じ目数・模様・増減だったりすることが
多いのですが、
その同じところまでを
2枚いっぺんに編む!

一本の針に毛糸玉二つ
ぶら下げていることになります。


この方法のメリットは、
同じ模様、同じ増減である場合、
一回の確認で2枚編めるので、
効率が良いことと、間違いが減ること。

そして、
同じタイミングで編むので、
左右の袖、または前後の身頃の、
編み具合が同じになること。

編み物をする方は経験があると思いますが、
どうしても編んでいるうちに
手加減が変わり、
右袖の編みはじめと
左袖の編み終わりでは
編み目のきつさ・ゆるさが変わっていた!
ということが起こりえます。

(「ゲージが変わる」という言い方をします。
 人にもよりますが、
 編み始めは不慣れで編み目がゆるかったのが、
 慣れてきたらきつくなってきた、とか、
 逆に、編み始めは緊張してきつく編んでいたのが、
 慣れてきたら気が緩んで編み目も緩んできた、とか
 いろいろあります。)


デメリットは、重くて大きいのと、
毛糸玉2つぶら下げているので、
糸同士がからまること、かな。

家でゆったり編み物する方は
大して問題ないと思いますが、
私は、いつも袋に入れて持ち歩いて
電車の中とか喫茶店とかでも編むので、
毛糸玉二つから出る糸が絡まないようにするのが
めんどくさいかなとは思いました。
慣れればどうってことはないかと思いますが。


でも確かに間違いは減りそうだし、
黙々と編んでいたら、
いつの間にか2枚できていた!っていうのは
嬉しいかも。


こんなプロの技を必要とするほど
切羽詰まって編み物する方が
世の中にどれくらいいるのかわかりませんが(笑)
よろしければお試しください。

2020年2月4日火曜日

新年会とニットスーツ

先日、
私が通っている料理学校の新年会に
参加しました。

毎度、私個人では
おっかなくてとても行けないようなお店で
新年会を開催してくださるので、
社会勉強がてら(笑)参加しています。

今年は、編み物学校の課題で編んだ
なんちゃってシャ〇ルのニットスーツを
着ていきました。

こんなの。





デザイン的には、
編み物学校のテキストのまんまなのですが、
色とサイズは、自分に合うように変更しました。
このタイプのスーツ、
一つ欲しかったので作ることができて良かったです。

新年会みたいなお席だったら、
本来はもっと薄手のワンピースなんだろうなぁとは
思うのですが(お若い方は、ワンピースお召しですね)、
もう年で寒いんで、何か言われたら
「自分で編んだんです~」と言って
お茶を濁そうと思っていたのですが、
誰も「手編みですか?」と聞いてくれなかった。。

前にもこの料理学校のスタッフさんに、
「それ『手作り感』が全然ないよ(笑)」と
言われたことあります。
まぁ、売り物作っている身なので、
ほめ言葉ではありますが。