編み物学校の課題で作ったものシリーズ。
昨年10月スタートの今期最初の課題は、
ギャザースリーブのプルオーバー。
ギャザースリーブ、パフスリーブ、
古い日本語で言うと「提灯袖」でしょうか。
(古い日本語の解説なんかいらないか…)
トルソーにズボンを履かせるのが大変なので、
スカートと合わせましたが、
こういうフェミニンでクラシカルな要素のあるものは、
ズボンの方が映えます。
白いズボンに白いハイヒールが素敵だと思います。
このデザインは、
別のクラスでご一緒した方が作っていたもの。
その方は先にこのクラスを受講されていて
この課題作品を着ていらしていました。
あんまり素敵だったので、
糸を教えていただいて、
真似をしても良いですか?と伺いました。
快く了承してくださいました。
ギャザースリーブの課題ということと、
糸以外は細かいこと聞かなかったので、
あとは自分の好みと作りやすさで作りました。
糸は、ポンポンがついているグラデーション糸と、
ベースの糸、合計3本引きそろえています。
単純に目数を数えやすくするために、
5目×5段の市松で地模様を入れましたが、
それでもまぁ目が読めないんですわ!
とじはぎや拾い目は地獄でした。
(どうせ誰にも編み目が読めないんだから、
てきとーな場所でとじはぎしても誰にもわからんわ、
と開き直れば何も問題ないんですけどね。
私はそれができない性分で…)
まぁでも結果的に、
先生にもクラスメイトにも
とても好評でした。
なんか「おいしそう」という声もあがっていました。
チョコクッキーっぽい?
今、編み物学校も休講になっていますが、
通信教育ではなく学校に通うメリットって、
こういうところだよなぁと思います。
自分の中にはないデザインやイメージを、
他の生徒さんが作るのを見て、
自分も学ぶことができる。
デザインは素敵だけど、こういうところは苦労した、
というようなことも共有できる。
人が集まればトラブルもないわけじゃないけど、
学校に通えてよかったなあと思った作品です。