本日17時から #いまからでも五輪中止を タグでツイデモやっているそうで、
タイトル変更して、タグも追加しました。
東京オリンピックの中止を求めるタグがたくさんありすぎて、
どれを使えば一番効果があるのかよくわかりませんが、
とりあえず目についたもの使っています。
日本でオリンピック中止を求めている人たちとの連携と、
海外の人たちへの呼びかけに。
あらゆる点で、この東京オリンピックをやるべきではない。
この自民党政権下で、何か少しでもまともなことができるわけはない。
「森友・加計・桜(モリ・カケ・サクラ)」で、
いかにこの自民党・公明党政権がめちゃくちゃなことをやっているかが表面化しました。
そのことをずっと糾弾し続けたにも関わらず、
自分たちが圧倒的多数であることを盾に、何一つ向き合おうとせず、
糾弾する野党や市民を嘲笑し続けてきた政権なのだから。
開会式も、MIKIKO氏が担当を続けていたら素敵なものが見れたかもしれないけど、
MIKIKO氏降板の経緯を見ただけでも、
この後に出てくるものをただただ「最悪」の要素を煮詰めたものが現れるだろうとしか
思えなかった。
小山田圭吾の件、「最悪」だけど「この東京オリンピックにふさわしい最悪」として、
驚きはしない。
ただその内容を知ると、やはり心が潰れて、どうしたらいいのかわからなくなる。
本当は、森友学園の事件が明るみになった時に、安倍・菅による自民党政権を終わりにしたかった。
それであれば、東京オリンピックは日本が新しい真っ当な国として立ち上がるための
希望にもなり得た。
自民党政権のままオリンピックをやったところで、良いことが起こる可能性は初めからなかった。
今起こっていることに驚きはしない。
自民党(と、公明党・維新の会)のダメなところが表出しているだけのことで、
そんなのは初めからわかっていた。
この東京オリンピックは中止を訴え続けます。
どなたかもツイートしていたけど、「始まっても中止を訴え続けます」。
「やれば人が死ぬとわかっていてやるのは殺人でしょ」とツイートしていた方もいました。
私もそう思います。
オリンピックをやれば、確実に死ぬ人が出ます。
オリンピック関係者に優先的に医療が提供されること(すでにそれは起こっています)による一般の日本在住者の死(日本に在住していて選挙権を持たない方々も含みます)、
オリンピック選手・関係者として来日した方がコロナに感染しての死、
オリンピック選手・関係者が感染して帰国した場合にその国で起こる感染による死、
ワクチン接種はおろか、ろくな感染防御手段も与えられないままスタッフとして日本全国から集められた人たちも。
人が死にます。
殺人です。
人道に対する罪です。
中止のみが解決策です。
日本だけでなく、すべての国が、
こんな、人命をなんとも思わず、自分の利権だけを考える愚かで強欲なものたちに
蹂躙されてはならない。
これ以上、こんな愚を繰り返してはならない。
日本に限ったことを言えば、
今回「オリンピックを応援の立場」を取ったものたち(団体も個人も)を、
意思決定や権威の立場から徹底的に排除することで、世の中を改善することができる。
本当にわかりやすい分水嶺になった。
個人的には本当に残念だけど、長年ファンで応援していた役者さんも、
今回見限ることになった。
谷原章介さん。
本人の人生の選択だからしょうがない。
スマップ解散の時も、長年のスマップファンがずいぶん反対を表明していて、
「スマップのメンバーだって人間なんだから、彼らの選択をファンの気持ちでどうこうできるもんじゃないだろ」と思っていたけど、
谷原章介の選択も、彼の選択。一ファンにすぎない私がどうこうできることじゃない。
もう15年くらい前、私が舞台公演の現場で制作スタッフとして働いていた当時、
蜷川幸雄版の『あわれ彼女は娼婦』が上演され、三上博史・深津絵里によるジョンとヨーコを模したポスターが話題になっていた(私は忙しすぎてあのチラシをゲットしそびれたことを後悔しています)。
忙しかったので見に行くことはできなかったのですが、どんな感じでやっているのかネットで検索したところ、敵役として谷原章介の写真が出ていた。
私はもともとテレビを観ないので日本の俳優や芸能人をほとんど知らず、
仕事で関わる役者さんも知らない人ばかり(大物含む)という状況だったのですが、
それでも、見てすぐに「この人はすごい」とわかる嗅覚を持っていました(自分が趣味で舞台をやっていたからですが)。
『あわれ彼女は娼婦』の谷原章介の写真を見て、それまでご本人の存在を知らなかったにも関わらず、「あ~この人こういう配役になっちゃうんだよなぁ」と思った。
容姿も実力も飛びぬけているのに、敵役を振られてしまう人(以前の平岳大さんもそう)。
残念でもったいなくて、でも私にはどうしようもないこと。
それが、数年後に映画『ハンサム スーツ』で大ヒットを飛ばした時は、本当に嬉しかった。
その後も一発屋で終わらず、要所要所で素晴らしい演技をしていたのを、私は嬉しく思っていた。
まぁ、一ファンの回想にすぎない。思い出に浸っているだけ。
お子さんたくさんいるようだし、安定した収入がたくさん必要なのでしょう。
つるの剛士は、根っからの腹黒いバカだとしか思わないのでどうでもいいけど、
谷原章介は、うまく泳ぎ切って良い存在でいてほしかった。
しょうがない、個々人の人生の選択は。
しばらく前にブリジッド・バルドーの現在の写真がツイッターに流れてきて、
あの美人の代名詞のように語られていた女性が、頬が垂れた「ブルドッグ」のような顔になっていて、どんなに美しい容貌に生まれついても心が汚れるとそれは表に現れてしまうんだなと悲しくなった。
まぁ、そういうことだ。
谷原章介にはきれいでいてほしかったけど、本人の選択はしょうがない。
消費者金融のCMもやっていたから慣れてしまったのかもしれない。そういうものに。
鈴木一郎(イチロー)は、穢れからうまく距離を置いていると思うけど。
まぁ私個人のファンとしての感傷とかそういうことはどうでもいいけど、
今回のことで、一つ一つのこと、何を選ぶかはっきりしたと思う。
自民党・公明党・維新の会、この政権の利権関係者(電通とか竹中平蔵関連、吉本興業)、オリンピック推進に動いた存在、PCR検査抑制論者、「昭和のオッサン文化」全般、男の資本主義……、一つ一つ「NO」を突き付けていくこと。選ばないこと。
そして、どれだけ嘲笑されようが、正しいことを言い続けてきた人たちは、
日本の中にもたくさんいる。
科学者、医療関係者、政治家、知識人、一般人、分類を問わず、
たくさんの人がずっと正しいことを言い続けてきた。
そういう人を選んでいくこと。
大方の日本人の性質を考えれば、政権が真っ当であれば、
日本はコロナ禍を克服できたと私は今でも思っている。
先日、『町山智弘のアメリカの今を知るTV』で今回のアメリカ独立記念日の様子が放送されていたけど、うらやまし過ぎて泣けてきた。
トランプからバイデンに変わっただけで、この変化。
一方で、前回の『アメリカの今を知るTV』で、共和党の劣化の経緯を見て、
すごく日本の自民党に似ているなと思った。ダメなものを選び続け、自ら劣化を止められなくなるところが。
今、私たちはオリンピックを中止し、自民党政権を終わらせよう。
まずはそれからだ。