私、先日初めて円形脱毛症になりました。
というか、気が付いたのがおとといだったのですが、
今日、鍼の治療だったもので、
「私が気が付かなかっただけで前からありましたか?」と先生に聞いたら、
実は2~3週間前からできていたとのことでした。
このひと月あまり、私個人の心の問題と向き合っていたのと、
日本の状況がひどいのとで、「そらまぁ禿げてもおかしくないわ」と思いました。
私もともと髪の量が(ものすごく)多いのと剛毛のくせ毛なので、ほぼほぼ目立たないし、
うっかりあっちこっちにできて整えるのが難しくなったら、
オサレなニット帽編んで「おしゃれしてます」テイストで被ってりゃいいやと思うので、
まぁあんまり気にはしていませんがね。
ただ、自分の心の状態が、認識しているよりも辛い状態であるのなら、
もっと自分の心が楽になるようにしないといけないなぁと思いました。
というわけで、今回はお気楽記事、「試してみたらうまく行ったこと」を書いてみたいと思います。
*******
昨年「忘れられている豊かさ」の記事で書いた、街路樹のヤマモモの実を、
今年は採ることができました。
で、ネットで調べてシロップを作ってみました。
左が採ってきた実、右がシロップ煮。
実は2回採りに行って、左のは2回目に採ってきたもの、右のは1回目の調理済み分です。
(2回目分も今は調理済みです(笑))
これがびっくりするほど美味しくて、まぁ女子が大好きな模範的な「甘酸っぱい」ですわ。
1回目作った時に一緒にホットケーキ焼いたのでのっけて食べてみたら、
これだけで行けました。
パンナコッタとかチーズケーキとかバニラアイスとかの牛乳系スイーツに合いそうだし、
このシロップだけソーダ割にしたり、お酒召しあがる方ならシャンパンとかで割ったりしても絶対おいしそう。
欧米のお菓子のブルーベリーだのラズベリーだのベリー系が占めているポジション、
何でもOKな感じです。
こんな美味しいものをみんな知らないで落ちて腐るに任せているとか、本当にもったいないなぁと思いました。ま、私も昨年まで知らなかったのですが(笑)
1回目採りに行った時は、美味しいかどうかもわからないので、とりあえずビニール袋何枚か持って行って少量採ってみたのですが、この手の果物、手が染まるのね。
昔友達に教えてもらって、桑の実を採って食べたことがあるのですが、その時も盛大に手が染まったのを思い出しました。
そのまま帰ると「何してきたのあの人」状態だったので、近くの商業施設の御手洗いで洗わせていただきました。
2回目の時は、学んでゴム手袋と脚立をもっていったのですが、今度はビニール袋の口が不安定で、こぼれ落ちてしまうという事態が多発。父がバケツ使えとアドバイスくれましたが、今年はこれで終了。また豪雨が来ました。
なので、来年また採りに行くとしたら、ゴム手袋とバケツと脚立持参(笑)
こういうの一人でやるの結構恥ずかしいので、もっとヤマモモの美味しさが知れ渡って、
みんなが楽しみにして採るようになったらいいなと思ったり。
ヤマモモ愛好会的なグループでみんなで採ってスイーツ作るとかも楽しそうと思ったり。
今年はコロナ禍でグループ活動はできないけど、でもこれからの日本、国内のお金かからないもので美味しく楽しいことするの、結構大事と思ったりします。
あと、こんなポーチ編んでみました。
これ、「すてきにハンドメイド」というNHKの番組のテキストに載っていたものです。
最近欠かさず見ている「ソーイング・ビー」の後に放送されているので、
一緒に録画するようになったのですが、裁縫、編み物、刺繍など、いろんなジャンルの手芸を取り上げていて、編み物以外ももう少しできるようになりたいけど教室に通うのは面倒と思っていた私にはちょうど良かった(笑)
で、作ってみたいものがあった時に月刊誌のテキスト買ってみたのですが、
テキストでは放送で取り扱ったもの以外の作品もたくさん掲載されていて、
このポーチもその一つ。案外放送分以外のものの方が素敵だったりすることも多いです。
このポーチは私の好みドンピシャです(死語かしら(笑))
「すてきにハンドメイド」2021年7月号『ラメ糸で編むくるくる留めのポーチ』
Ronique(ろにーく)さんの作品です。
あんまり素敵なので、私にしては珍しく、テキスト通りの糸使ってテキスト通りに作りました。
糸は、横田㈱のダルマブランドの「ニッティングコットン」と「ラメのレース糸」。
私ちょっと驚いたんですけど、「ダルマ」ブランドと言えば、
こう、いかにも「昭和の手芸用品」感あふれるパッケージだったんですが、
近年急に「オサレ」化したようで、突然パッケージから商品から「え~!かわいい!レトロおしゃれ!」に様変わりしていました。
いや、私編み物学校でダルマさんの毛糸用の玉巻器とかせくり器買ったんですが、
まだ「昭和手芸用品」でしたよ、パッケージも色も。
今ダルマさんのサイトで見たら、「昭和の赤色」が「令和のグレー」になってて、
ちょっと驚きましたです。
私が買ったのほんの数年前なんですが(笑)
いや、最近手芸用品メーカー、突如としておしゃれになること多いんですよ。
私が好きな近畿編針㈱さんも、昔はダサダサ(失礼)だったのが、
Seeknitシリーズあたりからだかシンプルおしゃれ路線爆走してます。
この手芸用品おしゃれ化は、チューリップ㈱さんあたりから始まってるんじゃないかと思いますが、かえって最大手(?)のクロバー㈱さんが今一番ダサいみたいな状態になりつつあります。まぁ、クロバーさんの商品はすごく考え尽くされているらしくて、ダサかろうが何だろうがクロバーの製品は安定して使いやすいみたいな評価はあるようですね。
で、ダルマさんですが、超絶おしゃれなブリキの裁縫箱なんてものまで売ってて、
ちょっとあまりに好みで悶え死にそうになりました。
なんか「東京下町の町工場の職人がひとつひとつ手作りで作るブリキの裁縫缶」だそうで、
もう「うっはーたまんねー」案件です。
私知る人ぞ知る「缶フェチ瓶フェチ」でして、好きなんですよ、レトロ缶シンプル缶オサレ缶が(瓶も以下同文)。
裁縫箱はもう何年もDean & Deluca のお菓子詰め合わせの白缶使ってて、裁縫用小物入れにも小さい版の白缶と赤缶使ってるのね。別にお菓子食べたかったんじゃなくて、缶を裁縫箱に使いたくて買ったんです。お菓子がおまけだったんです。私は裁縫箱を3000円出して買ったんですよ、当時(笑)あと針山と糸と小鋏だけ持ち歩くときは(家の中でも)、ニナス紅茶のマリー・アントワネットシリーズ缶使ってます。これも激かわ!サイズも絶妙!
なんですでに超絶かわいい缶たち使っているので、ダルマさんに乗り換えはしないですけどね、今は。
裁ちばさみが入るLサイズ3740円だそうで、今その金額ボーンと出せる立場にないしね。
あ、で、すっかり何の話していたのかわからなくなりました。
ダルマさんの糸使ったポーチ編んだんでした。
このポーチ眼鏡ケースにジャストサイズ。テキストでもサングラス入れてました。
私ずっと目が良かったんですが、さすがに老眼がきたようで針に糸が通らないことが多くなったんで、今年老眼鏡作ったんです。
今すごく安い眼鏡屋さんあるんですね、デザインも多くて若い人向けの。
で、その眼鏡屋さんが無料で眼鏡ケースつけてくださったんですが、まぁとりあえず壊さないために必要だし、気に入った素敵なケース見つけるまで、と思っていたんですが、なんかあんまりいいものが見つからなかったんです。
でもこのポーチはマジ可愛い。速攻で作りました。
私の老眼鏡はシンプルすぎて写真がはっきりしないので、かわりに四半世紀使っているサングラスで写真撮りました(笑)サングラスも通販で買った安物なんですが、形がシンプルで気に入ってるので、海に行くときいつも使っています。ただアジア人の黒い眼には、サングラスあんまり必要じゃないかもしれませんね、正直(笑)ただのカッコつけかも。
グレー&シルバーラメ版もあって、今編んでいます。
こちらはペンケースにしようと思っています。
ずいぶん前に万年筆とシャーペンをお揃いで買った時に(これも3000円くらいの安物ですが)、私が思い描く大人のお道具みたいな感じで、革のペンケース(1本2本しか入らないようなやつ)も買ったのですが、その後いろいろあって編み物学校通い出したら、消しゴムいるわ定規いるわ色鉛筆いるわで、結局無印の黒いナイロンペンケースに落ち着きました。学校行かない時でも図面持ち歩いて描いたりするんで、大人オサレな革のペン刺しの出る幕なし(笑)
このポーチ大きさもしっかりあるし、グレー&シルバーラメだと鉛筆系の汚れも目立たなそうだし、ちょうどいいかも。
ちなみにこの編地、裏側もめっちゃかわいい。
こっちを生かしてもいいなぁと思ったりもするけど、表面強烈にかわいいしなぁ。
これ、かぎ針の引き上げ編を使っているんですが、以前「座布団を編んでみた」でご紹介した「バスケット編の座布団」も、全面引き上げ編。超絶めんどくさくて、もう二度とやるかと思ったんですが、やっぱかわいいですね。すんごい効果的。
まぁバスケット編みの座布団がめんどくさかったのは、引き上げ編が交差されてたからだと思いますけど(さらに長々編だし)。裏面からの操作もあったしね。
もう少し大きく作ってクラッチバッグにしてもカッコいいと思いますが、
私基本大荷物なんで(編み物道具や防寒グッズとかいつも持ってる)、
クラッチバッグ一つでお出かけとかあり得ないですね。
ベージュ&金ラメのクラッチバッグが似合う夏のお呼ばれとかも、ないですしねぇ(笑)
あと、カード類だの多少の現金はともかく、スマホって外出時に常備する道具としてはデカすぎるんだよねぇ。でも今人と会う時って、スマホ必要でしょ何かと。どうしてくれんだと思いますよ、この文化。あ、私はスマホ決済しない派です。する派の方は逆にスマホだけでいいのかもしれません。
なんかお気楽なこと書いていたら楽しくなってきて、文章長くなっちゃたので、
この辺でいったん終わりにします。
「試してみたらうまく行ったこと」まだいくつかあって書きたいので、
後編みたいな感じでまた書きます。