2021年7月28日水曜日

#今すぐ五輪中止を #五輪やめて命をまもれ

#今すぐ五輪中止を

ひどい状況が次々と現実化していって、心が折れて文章が書けないのですが、
それでも言い続けなければ。

本当にやめましょう、オリンピック。

もうこれ以上、命を危険にさらし、海外の方に苦しみを与えるようなことは、
今すぐやめましょう。

コロナの危険性はもちろんですが、
日本の夏の異常な暑さ、トライアスロン会場のお台場の海の汚さ、
たくさんの人たちがずっと指摘し続けていました。
暑さ対策として時期を変えること、
トライアスロン会場として、海水がきれいで景色もよくアクセスも悪くないルートを提案していた方もいました。
それが、こんな最悪な形で現実化してしまって、本当に辛い。

ずっとずっとたくさんの人が警告し、批判してきたことなのに、
自民党・公明党政権は、何も聞こうとしなかった。

ある時期まで、IOCには期待していました。
今の日本の政権がどんなにひどくても、IOCには国際的な倫理観があり、
こんなひどい現状を訴えれば、即中止や変更を求めてくるはずだ、と。

でも、IOCは聞かなかった。
日本人の7割・8割が反対しても、その声はまともに取り合われなかった。

そして、懸念していたことが現実になってしまった。

もうこれ以上無益な苦しみを増やすのはやめて、今ここでオリンピックをやめましょう。
命をまもりましょう。
努力を重ねてきた海外の選手の心身を傷つけるのをやめましょう。

そして、私が本当に本当に辛いのは、
日本人の選手で「この状況を有利」と認識している人がいること。
これが、私には何よりも辛い。
選手村ではなく、もっとよい施設を使っていることや、
海外の選手が体を慣らしたり十分な練習をすることができない状況で、
そんな状況で試合をして、何になるのか。
恥ずかしくないのか。
こんな卑怯なことをして、恥ずかしくないのか。
こんな不公平な状況で「勝って」、勝ったと言えるのか。
私は恥ずかしい。ただただ恥ずかしい。
人として恥ずかしい。
これをなんとも思わない人たちがいる国の国民であることが恥ずかしい。

日本のおじさんたち、金を持っているおじさんたち、「昭和のおっさん」たちが、
人としてアウトで、この人たちが日本を駄目にしてきたことはわかっている。
この人たちが日本のガンであることはわかっている。

でも、若い、今現役のアスリートたちまでもが、こんな卑怯な人間でいいのか。
そしてそういう卑怯なことをして勝ったことを喜ぶ人たちがいていいのか。
私はこのことが本当に辛い。
こういうことが一番辛い。

人としての公正さを、そもそも持っていない人たちの存在が。


一方で、ワクチンはおろか入院することもできない多くの一般人がいること。
一方で、仕事も住む場所も失った人がいること。
一方で、食べるものがなく、フードバンクに並ぶたくさんの人がいること。

オリンピックのボランティアスタッフ用の食事が、
大量に廃棄されていたことも報道されました。
また、難民申請をした方を追い返してしまったことも。

本当に本当に、人として、社会として、一番大切なものが、丸ごと抜け落ちている。

わかっていたし、わかっていたからこそ、ずっと反対していた。
けれども、現実として目の前に現れると、あまりにもひどすぎて、耐えられなくなる。


それでも、開会式の時にルワンダの選手団が、リンドウの花をもって入場したということをツイッターで知りました。
そのツイッター発信者の方は岩手県の方で、岩手県で合宿をしたルワンダの選手が、
岩手県の花であるリンドウを手にして入場してくれた、と書いていました。
ルワンダは「本当に復興」したんだな、と心から思いました。
ルワンダの大虐殺から本当に復興し、東日本大震災で苦しんだ岩手県に、心を寄せてくださったのだろう、と思いました。

日本政府がうたう偽りの「復興五輪」などというものではなく、
いつか、私達も、このルワンダの選手たちのように、本当に復興しよう。
人間の心を取り戻し、過ちを認め、過ちを繰り返さないように学び、成長して、
もっと良い社会を作ろう。
人として恥ずかしくないように。
私は今、ただただ恥ずかしくて申し訳なくて悲しいけど、
でも、このルワンダの選手の皆さんに、また「復興のお手本」を見せていただき、
決意を新たにすることができました。

岩手県のサイトを見たところ、リンドウの花言葉は、
「あなたの悲しみに寄り添う」「誠実」「正義」
とのことでした。
今の私たちに必要な花ですね。