編み物学校の課題で作ったものシリーズではないのですが、
お世話になっている知人に
感謝の気持ちを込めて作ったものです。
年齢を存じ上げませんが(たぶん同年代)、
いくつになっても儚げな雰囲気の方なので、
ピュアで繊細な白ニットがお似合いなのではないかしら。
これは昨年の展示会に出品した作品のアレンジです。
同じ模様で、分散増目を使ったものですが、
前回より増目の率を増やしました。
前回のものは、襟と袖口、ウェスト下に分散増目を使ったのですが、
思ったより増目の効果が出ませんでした。
ので、今回は思いっきりビラビラさせてみました。
こんなご時世なので、
いつお会いしてお渡しできるでしょうか。
2020年5月17日日曜日
2020年5月10日日曜日
検察庁法改正案に抗議します
#検察庁法改正案に抗議します
ツイッターデモに初めて参加した。
ツイッターに限らず、SNSの暴力的な言動が本当に嫌いで、
今までツイッターもアカウントなしで読むだけだったし、
フェイスブックも嫌になって放置してきました。
でも、日本の政治の、社会の、あまりのひどさに、
しばらく前から、ツイッターデモ参加のためだけに、
アカウントを作ろうかと考えてきました。
今日、ようやく実行することができました。
人の考え方がそれぞれであることと、
強い立場にある人が社会を壊して良いこととは別です。
↓こちらのキャンペーンも賛同署名しました。
【要請】東京高検・検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し、辞職を求めます
ツイッターデモに初めて参加した。
ツイッターに限らず、SNSの暴力的な言動が本当に嫌いで、
今までツイッターもアカウントなしで読むだけだったし、
フェイスブックも嫌になって放置してきました。
でも、日本の政治の、社会の、あまりのひどさに、
しばらく前から、ツイッターデモ参加のためだけに、
アカウントを作ろうかと考えてきました。
今日、ようやく実行することができました。
人の考え方がそれぞれであることと、
強い立場にある人が社会を壊して良いこととは別です。
↓こちらのキャンペーンも賛同署名しました。
【要請】東京高検・検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し、辞職を求めます
2020年5月5日火曜日
ギャザースリーブのブラウンニット
編み物学校の課題で作ったものシリーズ。
昨年10月スタートの今期最初の課題は、
ギャザースリーブのプルオーバー。
ギャザースリーブ、パフスリーブ、
古い日本語で言うと「提灯袖」でしょうか。
(古い日本語の解説なんかいらないか…)
トルソーにズボンを履かせるのが大変なので、
スカートと合わせましたが、
こういうフェミニンでクラシカルな要素のあるものは、
ズボンの方が映えます。
白いズボンに白いハイヒールが素敵だと思います。
このデザインは、
別のクラスでご一緒した方が作っていたもの。
その方は先にこのクラスを受講されていて
この課題作品を着ていらしていました。
あんまり素敵だったので、
糸を教えていただいて、
真似をしても良いですか?と伺いました。
快く了承してくださいました。
ギャザースリーブの課題ということと、
糸以外は細かいこと聞かなかったので、
あとは自分の好みと作りやすさで作りました。
糸は、ポンポンがついているグラデーション糸と、
ベースの糸、合計3本引きそろえています。
単純に目数を数えやすくするために、
5目×5段の市松で地模様を入れましたが、
それでもまぁ目が読めないんですわ!
とじはぎや拾い目は地獄でした。
(どうせ誰にも編み目が読めないんだから、
てきとーな場所でとじはぎしても誰にもわからんわ、
と開き直れば何も問題ないんですけどね。
私はそれができない性分で…)
まぁでも結果的に、
先生にもクラスメイトにも
とても好評でした。
なんか「おいしそう」という声もあがっていました。
チョコクッキーっぽい?
今、編み物学校も休講になっていますが、
通信教育ではなく学校に通うメリットって、
こういうところだよなぁと思います。
自分の中にはないデザインやイメージを、
他の生徒さんが作るのを見て、
自分も学ぶことができる。
デザインは素敵だけど、こういうところは苦労した、
というようなことも共有できる。
人が集まればトラブルもないわけじゃないけど、
学校に通えてよかったなあと思った作品です。
昨年10月スタートの今期最初の課題は、
ギャザースリーブのプルオーバー。
ギャザースリーブ、パフスリーブ、
古い日本語で言うと「提灯袖」でしょうか。
(古い日本語の解説なんかいらないか…)
トルソーにズボンを履かせるのが大変なので、
スカートと合わせましたが、
こういうフェミニンでクラシカルな要素のあるものは、
ズボンの方が映えます。
白いズボンに白いハイヒールが素敵だと思います。
このデザインは、
別のクラスでご一緒した方が作っていたもの。
その方は先にこのクラスを受講されていて
この課題作品を着ていらしていました。
あんまり素敵だったので、
糸を教えていただいて、
真似をしても良いですか?と伺いました。
快く了承してくださいました。
ギャザースリーブの課題ということと、
糸以外は細かいこと聞かなかったので、
あとは自分の好みと作りやすさで作りました。
糸は、ポンポンがついているグラデーション糸と、
ベースの糸、合計3本引きそろえています。
単純に目数を数えやすくするために、
5目×5段の市松で地模様を入れましたが、
それでもまぁ目が読めないんですわ!
とじはぎや拾い目は地獄でした。
(どうせ誰にも編み目が読めないんだから、
てきとーな場所でとじはぎしても誰にもわからんわ、
と開き直れば何も問題ないんですけどね。
私はそれができない性分で…)
まぁでも結果的に、
先生にもクラスメイトにも
とても好評でした。
なんか「おいしそう」という声もあがっていました。
チョコクッキーっぽい?
今、編み物学校も休講になっていますが、
通信教育ではなく学校に通うメリットって、
こういうところだよなぁと思います。
自分の中にはないデザインやイメージを、
他の生徒さんが作るのを見て、
自分も学ぶことができる。
デザインは素敵だけど、こういうところは苦労した、
というようなことも共有できる。
人が集まればトラブルもないわけじゃないけど、
学校に通えてよかったなあと思った作品です。
2020年5月4日月曜日
再開します
しばらくブログを更新できませんでした。
もともと相当スローペースでしたが…。
日本では、コロナウィルスへの対応で、
政治の腐敗が改めて白日の下にさらけ出されています。
正直言って、
病気で人が苦しむことだけで十分に苦しいことであるのに、
道を誤った政治によって、
本来苦しむ必要がなかった人たちが
さらに苦しまなければならないことになるのは、
本当に苦痛です。
1月にアメリカによるイランへの攻撃で
第三次世界大戦の危機が叫ばれた時も、
一部の驕り高ぶった人たちによって、
懸命に生きているたくさんの人たちの
生命や生活が破壊されてしまうことが苦しくて、
ブログを書くことができなくなりました。
ずいぶんと昔、まだ若かったころは、
怒りを原動力に行動することができたのですが、
年を取って気が弱くなったのか、
強い怒りを感じると
鬱になって身動きがとれなくなるようになりました。
日本では、長い間誤った政治が続いており、
ここ数年は、森友・加計学園、桜を見る会の問題が
明るみに出たことによって、
この誤った政治を正すことができるのではないかと
思っていたのですが、
叶わないまま、今回の事態となりました。
日本では、コロナウィルスによる諸々の困難は、
病気による災害ではなく、人災です。
もう何年も前になりますが、
東日本大震災による原発事故の後、
東京都知事選挙に宇都宮健児さんが立候補した時、
私は、これで正しい世の中に変わる、変わってほしい、と
強い願いと期待を持っていました。
そういう私に対して、父は、
「いや、まだ変わらない。人はもっと苦しまなければわからない」
と言いました。
本当のところ、
人は自分が苦しまなければわからない生き物であることは
私もわかっています。
でも、そんな苦しい学び方をすることを、
もう終わりにしてほしい、
もっと賢くなってほしい、
それが、その時の私の本心だったと思います。
そうは言っても、
怒りにつぶれて鬱になっていても
何にもならないので、
少しずつ、ブログを再開していこうと思います。
まずは、編み物学校の課題で作った作品のアップなど、
お気楽な記事から始めてみたいと思います。
もともと相当スローペースでしたが…。
日本では、コロナウィルスへの対応で、
政治の腐敗が改めて白日の下にさらけ出されています。
正直言って、
病気で人が苦しむことだけで十分に苦しいことであるのに、
道を誤った政治によって、
本来苦しむ必要がなかった人たちが
さらに苦しまなければならないことになるのは、
本当に苦痛です。
1月にアメリカによるイランへの攻撃で
第三次世界大戦の危機が叫ばれた時も、
一部の驕り高ぶった人たちによって、
懸命に生きているたくさんの人たちの
生命や生活が破壊されてしまうことが苦しくて、
ブログを書くことができなくなりました。
ずいぶんと昔、まだ若かったころは、
怒りを原動力に行動することができたのですが、
年を取って気が弱くなったのか、
強い怒りを感じると
鬱になって身動きがとれなくなるようになりました。
日本では、長い間誤った政治が続いており、
ここ数年は、森友・加計学園、桜を見る会の問題が
明るみに出たことによって、
この誤った政治を正すことができるのではないかと
思っていたのですが、
叶わないまま、今回の事態となりました。
日本では、コロナウィルスによる諸々の困難は、
病気による災害ではなく、人災です。
もう何年も前になりますが、
東日本大震災による原発事故の後、
東京都知事選挙に宇都宮健児さんが立候補した時、
私は、これで正しい世の中に変わる、変わってほしい、と
強い願いと期待を持っていました。
そういう私に対して、父は、
「いや、まだ変わらない。人はもっと苦しまなければわからない」
と言いました。
本当のところ、
人は自分が苦しまなければわからない生き物であることは
私もわかっています。
でも、そんな苦しい学び方をすることを、
もう終わりにしてほしい、
もっと賢くなってほしい、
それが、その時の私の本心だったと思います。
そうは言っても、
怒りにつぶれて鬱になっていても
何にもならないので、
少しずつ、ブログを再開していこうと思います。
まずは、編み物学校の課題で作った作品のアップなど、
お気楽な記事から始めてみたいと思います。
2020年2月10日月曜日
プロの技
これ、現在編んでいる
編み物学校の課題なのですが、
今回初めて、
先生に教えていただいた
プロの技をやってみました。
はい、
右袖と左袖を一本の針でいっぺんに編む、
です。
ちなみにこれ、両袖だけでなく、
前身頃と後ろ身頃でも可能です。
袖にしろ身頃にしろ、途中までは、
同じ目数・模様・増減だったりすることが
多いのですが、
その同じところまでを
2枚いっぺんに編む!
一本の針に毛糸玉二つ
ぶら下げていることになります。
この方法のメリットは、
同じ模様、同じ増減である場合、
一回の確認で2枚編めるので、
効率が良いことと、間違いが減ること。
そして、
同じタイミングで編むので、
左右の袖、または前後の身頃の、
編み具合が同じになること。
編み物をする方は経験があると思いますが、
どうしても編んでいるうちに
手加減が変わり、
右袖の編みはじめと
左袖の編み終わりでは
編み目のきつさ・ゆるさが変わっていた!
ということが起こりえます。
(「ゲージが変わる」という言い方をします。
人にもよりますが、
編み始めは不慣れで編み目がゆるかったのが、
慣れてきたらきつくなってきた、とか、
逆に、編み始めは緊張してきつく編んでいたのが、
慣れてきたら気が緩んで編み目も緩んできた、とか
いろいろあります。)
デメリットは、重くて大きいのと、
毛糸玉2つぶら下げているので、
糸同士がからまること、かな。
家でゆったり編み物する方は
大して問題ないと思いますが、
私は、いつも袋に入れて持ち歩いて
電車の中とか喫茶店とかでも編むので、
毛糸玉二つから出る糸が絡まないようにするのが
めんどくさいかなとは思いました。
慣れればどうってことはないかと思いますが。
でも確かに間違いは減りそうだし、
黙々と編んでいたら、
いつの間にか2枚できていた!っていうのは
嬉しいかも。
こんなプロの技を必要とするほど
切羽詰まって編み物する方が
世の中にどれくらいいるのかわかりませんが(笑)
よろしければお試しください。
編み物学校の課題なのですが、
今回初めて、
先生に教えていただいた
プロの技をやってみました。
はい、
右袖と左袖を一本の針でいっぺんに編む、
です。
ちなみにこれ、両袖だけでなく、
前身頃と後ろ身頃でも可能です。
袖にしろ身頃にしろ、途中までは、
同じ目数・模様・増減だったりすることが
多いのですが、
その同じところまでを
2枚いっぺんに編む!
一本の針に毛糸玉二つ
ぶら下げていることになります。
この方法のメリットは、
同じ模様、同じ増減である場合、
一回の確認で2枚編めるので、
効率が良いことと、間違いが減ること。
そして、
同じタイミングで編むので、
左右の袖、または前後の身頃の、
編み具合が同じになること。
編み物をする方は経験があると思いますが、
どうしても編んでいるうちに
手加減が変わり、
右袖の編みはじめと
左袖の編み終わりでは
編み目のきつさ・ゆるさが変わっていた!
ということが起こりえます。
(「ゲージが変わる」という言い方をします。
人にもよりますが、
編み始めは不慣れで編み目がゆるかったのが、
慣れてきたらきつくなってきた、とか、
逆に、編み始めは緊張してきつく編んでいたのが、
慣れてきたら気が緩んで編み目も緩んできた、とか
いろいろあります。)
デメリットは、重くて大きいのと、
毛糸玉2つぶら下げているので、
糸同士がからまること、かな。
家でゆったり編み物する方は
大して問題ないと思いますが、
私は、いつも袋に入れて持ち歩いて
電車の中とか喫茶店とかでも編むので、
毛糸玉二つから出る糸が絡まないようにするのが
めんどくさいかなとは思いました。
慣れればどうってことはないかと思いますが。
でも確かに間違いは減りそうだし、
黙々と編んでいたら、
いつの間にか2枚できていた!っていうのは
嬉しいかも。
こんなプロの技を必要とするほど
切羽詰まって編み物する方が
世の中にどれくらいいるのかわかりませんが(笑)
よろしければお試しください。
2020年2月4日火曜日
新年会とニットスーツ
先日、
私が通っている料理学校の新年会に
参加しました。
毎度、私個人では
おっかなくてとても行けないようなお店で
新年会を開催してくださるので、
社会勉強がてら(笑)参加しています。
今年は、編み物学校の課題で編んだ
なんちゃってシャ〇ルのニットスーツを
着ていきました。
こんなの。
デザイン的には、
編み物学校のテキストのまんまなのですが、
色とサイズは、自分に合うように変更しました。
このタイプのスーツ、
一つ欲しかったので作ることができて良かったです。
新年会みたいなお席だったら、
本来はもっと薄手のワンピースなんだろうなぁとは
思うのですが(お若い方は、ワンピースお召しですね)、
もう年で寒いんで、何か言われたら
「自分で編んだんです~」と言って
お茶を濁そうと思っていたのですが、
誰も「手編みですか?」と聞いてくれなかった。。
前にもこの料理学校のスタッフさんに、
「それ『手作り感』が全然ないよ(笑)」と
言われたことあります。
まぁ、売り物作っている身なので、
ほめ言葉ではありますが。
私が通っている料理学校の新年会に
参加しました。
毎度、私個人では
おっかなくてとても行けないようなお店で
新年会を開催してくださるので、
社会勉強がてら(笑)参加しています。
今年は、編み物学校の課題で編んだ
なんちゃってシャ〇ルのニットスーツを
着ていきました。
こんなの。
デザイン的には、
編み物学校のテキストのまんまなのですが、
色とサイズは、自分に合うように変更しました。
このタイプのスーツ、
一つ欲しかったので作ることができて良かったです。
新年会みたいなお席だったら、
本来はもっと薄手のワンピースなんだろうなぁとは
思うのですが(お若い方は、ワンピースお召しですね)、
もう年で寒いんで、何か言われたら
「自分で編んだんです~」と言って
お茶を濁そうと思っていたのですが、
誰も「手編みですか?」と聞いてくれなかった。。
前にもこの料理学校のスタッフさんに、
「それ『手作り感』が全然ないよ(笑)」と
言われたことあります。
まぁ、売り物作っている身なので、
ほめ言葉ではありますが。
2020年1月29日水曜日
小鳥さんのワークショップ
先日、作品を展示しているSourire展で、
ワークショップがありました。
毛糸で作る小鳥さん。
まぁ同じレシピで作っていながら、
作る人によって
こうまで違う鳥になるっていうのが
何ともおもしろいものだなぁと思いました。
小学生のお子さんも参加されていましたが、
作ることがすごく楽しかったみたいです。
こうして、未来の作家さんが
誕生するのかも、と思いました。
ワークショップがありました。
毛糸で作る小鳥さん。
まぁ同じレシピで作っていながら、
作る人によって
こうまで違う鳥になるっていうのが
何ともおもしろいものだなぁと思いました。
小学生のお子さんも参加されていましたが、
作ることがすごく楽しかったみたいです。
こうして、未来の作家さんが
誕生するのかも、と思いました。